ハノイ訪れたら絶対に行きたい世界遺産ハロン湾

　ハノイへ旅行するとなったら、観光すべきところが、たくさんありますが、なんといっても1994年にユネスコの世界遺産（自然遺産）に登録された『ハロン湾』は外せませんね。

ハロン湾の位置

　ハノイからハロン湾までは2018年に開通した高速道路を使って片道約2時間半～3時間。以前より、約1時間半も早く到着できるようになって便利になりました。

　日帰り観光するとなると、この高速道路が開通する前は、朝早く出かけて、夜になって帰って、疲れて寝ると云う、結構きつい一日でしたが、高速道路開通のお陰で、時間に余裕が出来ました。

ハロン湾の絶景

　彫刻作品のような島々の景観は、太陽の位置によって輝きが変化し、雨や霧によってまた趣のある雰囲気を醸し出す。

ハロン湾-wikipedia

　1994年ユネスコの世界自然遺産に登録されましたハロン湾は大小3000ものニョキニョキと生え出た奇岩や島からなり、その美しい景観は「海の桂林」と称される。しかし、中国の桂林とは違い、広大な海原をクルーズ船で観光するのがいいですね。

　巨大な奇岩がそびえ立つその姿はなんとも美しく壮大で、その果てしなく広がるスケールは「さすが世界遺産」と圧倒されます。

ハロン湾満喫

クルーズ船がお勧め

　ハロン湾を訪れるからには、船上泊のクルーズ船上で心ゆくまでハロン湾を満喫して頂くことをお勧めですが、ハロン湾までの高速道路が開通したことから、日帰りでも充分満足できます。

　このハロン湾を満喫するには、ベトナム出発前に旅行会社のツアーに申し込んでおくと安心です。
　ツアー選択では、ホテル～ハロン湾送迎有やハロン湾現地集合もあります。
　旅行会社によって、日本語ガイド対応もあります。
　他のお客と一緒になるかと思いますが、狭い中に押し込まれるようなことは御座いません。
　プライベートツアーというのがありますが、ハノイ～ハロン湾の車の移動時のことを指していてクルーズ船の中は他のお客様と一緒になるかと思います。

　セスナによる観光もありますが高価なので、クルーズ船で楽しむことをお勧めします。

　ただ、クルーズ船の中もプライベートを希望するのであれば、クルーズ船を貸し切りにすることも可能ですので、旅行会社と相談してみて下さい。

船上での食事

　ハロン湾日帰りクルーズのもう一つの楽しみは新鮮なシーフードランチ。獲れたての海老や蒸したアサリ・ジャガイモのスープ・揚げ春巻き・インスタント焼きそば・空芯菜のニンニク炒め・カニやスズキの揚げたものなど船内で料理されたものが次々運ばれてきます。どれもシンプルな味付けですが、新鮮なだけにそれがベスト！

鍾乳洞観光（ ティエンクン鍾乳洞 ）

　クルーズの途中、ダウゴー島に上陸して、「ティエンクン鍾乳洞」の見学ができます。

『ティエンクン鍾乳洞』Thien cungは ベトナム語で「天宮」という意味です。

　１９９０年に発見された「ティエンクン鍾乳洞」は、海面から２０メートルほどの切り立った岩の切れ目に入り口があった為、なかなか気づかれませんでした。
　クルーズ船から一旦下船して島に上陸、１５０段ほどの階段を上り鍾乳洞に入ります。

　ティエンクンとは天宮という意味で、洞窟の隙間から日が差しこんでいるのが見えると思いますが、この隙間（天窓）から差し込む太陽の光が天宮へと繋がっているといわれています。

　鍾乳洞というと、涼しいと思うかもしれませんが、結構蒸し暑いです。ダウゴー島に上陸して歩いて１５０段ほどの階段を上り、鍾乳洞内を散策、また下ったりと、鍾乳洞の神秘的で綺麗な景色を楽しめますが、ハードな体験です。

　管理人からのアドナイスですが、必ず汗拭き用のタオルを準備して下さい。ハンカチ程度ではダメです。

　ハロン湾での鍾乳洞は、「ティエンクン鍾乳洞」以外にも沢山ありますが、「ティエンクン鍾乳洞」が一番有名です。

ハロン湾への行き方

ツアーを活用

　自力で行くことも可能でしょうが、ツアーを利用するといいですね。
　日本語対応のツアー、英語対応のツアーもありますしね。

　旅行の出発前にネットでハロン湾観光のツアーを申し込んでおけば、心配ありませなんが、ハノイに入ってからでも、ハノイ市内にはたくさんの旅行会社がありますから、いくつか回って自分にあったツアーに参加申し込みするといいですね。

ベトナム旅行会社　紹介

スケッチトラベル

HISハノイ支店

　ハノイの中心 Ly Thuong Kiet通りに面するHong Ha Centerの10階に位置します。
　専門の日本語スタッフが、お客様に最適なご旅行を案内しております。

マルちゃんの一言

　やはり、ハロン湾の絶景と海鮮料理を同時に楽しむということが管理人からの一番のお勧めです。

　ツアーには、鍾乳洞を観光することがセットになっていて、「折角ハロン湾へ来たのだから、鍾乳洞もみなくちゃ！」となりますが、だいたいは日本の危険な猛暑以上と思っていた方がいいでしょう。熱中症になる危険性も高いです。
　クルーズ船内で食事や飲み物を楽しんで、いざ鍾乳洞へ行った時に、猛暑の中、長い階段を登って、タオルで汗を拭ってと結構きついです。
　管理人マルもベトナム駐在時代にお客様をハロン湾観光に同行する度に、鍾乳洞はつらいと感じておりました。